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鉄砲垣

  • 執筆者の写真: 山口鎌作
    山口鎌作
  • 2022年1月27日
  • 読了時間: 1分

更新日:2022年9月26日


滋賀の守山にある東門院様へ寒肥の作業に伺いました。

根っこの周りに穴をあけて、油かす・骨粉・鶏ふん・くん炭を混ぜたものを入れていきます。 なかなか地味な作業ですが、土の下は目に見えない分大事にしなければなりません。

根っこが動き出す3月くらいなら効果の早い化成肥料でも良いみたいですが、まだ1月ですので根っこが動き出す時期に合わせて遅効性の有機肥料にしました。

どれも、ホームセンターで購入できるものです。

秋に施工させていただいた鉄砲垣。


随分と境内の雰囲気と調和していました。

施工したばかりのころはまだまだピカピカの1年生って感じでしたが、今ではいい感じです。




竣工すぐの鉄砲垣の様子
竣工すぐの鉄砲垣の様子

立子をかきつけていく前
立子をかきつけていく前

少し違っているのがわかるでしょうか?

切る時期が悪いと、一週間もすると青味が抜けてしまい、腐りやすくなります。

また、鉄砲垣ですが胴縁(横の竹)の割り付けや立子(縦の竹)などバリエーションは色々です。




鉄砲垣について
鉄砲垣について

割と立子が太いものをよく見かけるのですが、僕には少しやぼったく見えてしまい細めの竹で今回は提案させていただきました。



竹が地面と接する部分から腐ってくるので、矢印のように縁石を据えて格上げしています。 このひと手間が大事です。

​​意匠としても、実用としても凄く効果的だなあと思います。

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