家の一番奥に位置する坪庭で、背景となるコンクリートの壁に合わせてモダンな庭をご提案させていただきました。
視点となるものを少なくして、その分癖のある手水鉢、梅を採用。
手水鉢はキリコ型。モダンな形を気に入っていただけました。
梅は古木感を出すのにあえてくねくねと曲がった華奢なものを選び、植える際には数年前に研修で行ったアンコールワットの遺跡をイメージして、石畳の隙間から勝手に生えてきたような意匠にしようと、石と石の隙間の目地に植えこみました。
美意識の高いデザインのお仕事をされている施主様にも気に入っていただけてほっとしました。