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サウジアラビア 12年前

  • 執筆者の写真: 山口鎌作
    山口鎌作
  • 2022年4月20日
  • 読了時間: 1分

更新日:2022年9月26日

昔使っていたデジカメのデータを整理していたら、記憶の彼方にあった写真がごろごろと出てくる。

見返すと恥ずかしいものばかりです。

なんでここに木を植えたのかとか、石の向きが・・・、とか。


その中でも強烈だった体験。

12年前の修行中だったころの写真が一気にあの頃に意識を戻してくれる。


リヤド・サウジアラビア。


海外というものにほとんど慣れていなかった僕が、イスラム圏の中でも厳格な規律を持つ国、サウジアラビア。触れるもの、見るものすべてが新鮮で仕事もそうだが、それ以外で自分の人としてのキャパを広げてくれた。


英語はおろかイスラム語なんてチンプンカンプンな僕が、楽しそうに現地人とご飯を食べている。


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ほとんど砂漠のような土地に京都から石を運び込み、親方の指示のもと次々と日本庭園が姿を現してくる毎日に心を躍らせていた。


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現場に入り、現地人と「アッサラームアライクム」と言葉を交わし、一日が始まる日々。

怒涛のような充実の毎日が過ぎていった。

この時からだろうか、自分が独立した時には異国の地に日本の文化や日本庭園の魅力を伝え、庭を作り残してみたいと思い始めたのは。


それが、少しずつ現実となってきているのはうれしい限りです。

 
 
 

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